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ありゃま通信
2012
May

2012年6月6日(水)
さよなら吉本隆明
「さよなら吉本隆明」は、ごらんの通り別冊文芸の特集タイトルだ。
この冊子の中でいちばん読みたかったのは「3・11論」。冊子のタイトルは「これから人類は危ない橋をとぼとぼ渡っていくことになる」。インタビュー記事だ。
論考では加藤典洋のものがいちばん面白かった。
そういえば、はじめて奥さんの写真(スナップ)を見た。
2012年5月27日(日)
hana 夏の午後、ひとやすみ
hanaはもう大丈夫な感じになりました。
2階の窓辺でひと休みです。今日はかなり暑い。
あ、いま!すぐ近くでほととぎすが一声なきました。
「と、とかきょく」東京特許許可局は光栄に思い給え!
ともかく、帰ってきた猫は、お昼寝が好き。
2012年5月24日(木)
「騙された責任」再論@

騙された者の責任と騙した者の責任
「騙された責任」という小出裕章氏の論にたいして、それが余りに1億総懺悔論に似ているために、いくらか論議があるらしいことがyouTubeを見ていてわかった。ここで、わたしの意見を述べておくことにしたい。

誰が考えても、騙した側はいまも騙しつづけていて平気だし、騙された側も多くの人々が「騙された自覚」はもっていないことが明らかである。このことを前提に論をすすめる。

この国では、1億総懺悔にしろなんにしろ「やったことなんかない」のが歴史的な事実だ。

責任があるやつほど「責任なんかない」と居直るのが通例だ。

現に、東電にしろ関電にしろ原発を推進してきたすべての電力会社が責任を感じている(と推測できる)事実はない。
むしろ「責任」という問題をたんに
「責任とはとらされるもの」
と考え、いかに責任をとらないかということばかり考えて、そのための努力をこれ見よがしにつづけている。
それどころか、いよいよ策謀を重ねて人々を騙しつづけようとしている。
それなのに、歴史的・社会的に責任の度合いが少ない「よき人々」ほど責任を痛感している。
この状況を変えなければ、責任問題は決して成立しない。

原子力「村」とかいう特殊な集団の犯罪ではない。そこに問題を矮小化するなら、ほんとの責任問題は見えてこない。


電気代利益90%が家庭用から!?
  ........NHKトップが東電取締役に?

ほんと、いまだ何が隠されているか?わかったもんじゃあない。
電力会社の利益は、なんと91%(東電)が家庭用から吸い取っていた。だから、さりげなく、家庭向け電気代の値上げを少しだけ遅らせて申請してたんだな。こんな話し知らなかったぞ!

NHKのトップ(会長より上)の数土とかいう人物、なんと東電の社外取締役を兼務するつもりだったらしい。
まあー、ひとをバカにしてるというか、あちらがバカなのか、驚くね。
やりたい放題やってるツー感じ。そういうことなら、やってみな! やりたい放題やればいい!(ちょっとやけくそな感じになりまっせ…)


橋下徹ちゃん!原発の「臨時的再稼働」発言とは
くわしく論じるほどのことはないが、なにかね〜陽動作戦っていうようなやつなんですかね。
「ぼくらの」とおるちゃん、今度は「電気が足りないんなら夏の間、1ヶ月でも、2、3ヶ月でも大飯原発を動かしたらいい」…みたいなことをのたわまったらしい。
こちらもアホやね。(だれもこの発言を支持しなかったらしい)
まあいろいろあろうけれど、わたしからみれば、とおるちゃんが
原発問題を「深刻には」考えていない態度が透けて見えた。
それが彼(ら)の本音だろう。


↓さて、この記事。わたしに言わせてもらうなら、いまだに政府の安全対策を信頼し、大飯原発再稼働に賛成している人がいかに多いか、情けないやらあきれるやら…だ。
2012年5月24日(木)
ペットロス余韻
..................ペットロス 余韻
今回は、期限付きのペットロスになったから笑ってすんだ感じ・・・
結局11泊12日の雲隠れだった。
............知り合いは、じぶんとこの猫♀が2週間して帰ってきたからといって慰めてくれたそうだが、まさにそのご助言がぴったりだった。だけど、いなくなっている当時の私は、耳の片隅でその助言を聞いたに過ぎなかった。愚かと言うもあわれなり、だ。
.....たかが猫1っぴきと笑われてもしかたない。猫も家族。
..........................
ペットロスの余韻にひたっている。(ペットロス項目終わり)

いろいろなことが重なった。
気分はハイ状態がつづいた。
だが、おだやかな日々が戻ってきた。幸いである。
2012年5月22日(火)
ヨガ、再開…けふのhana
夕方。ふたりの傍で、生還後、はじめてヨガポーズを見せた。
................
昨夜は、「生還祝い」ということで、mちゃんからもらった瀬戸内の鯛をかなり多いめに食べた。
............夜、立派な便をした。ちょっと安心した。
....................
そして、今日の午前中、留守番をした。帰ってくると、2階からなきながら玄関まで走って迎えてくれた。いつものパターン。
2012年5月21日(月)
hana 少しずつ回復?
夜、ここはいつからか干渉すると怒る場所になっていた。
昨夜もそうなった。
少しずつ回復してきたと思える。もちろん、機嫌が悪い。たぶん、しんどさもあるからだ。
2012年5月20日(日)
今日のhana
昨日は、一日なきわめいていた感じですが、夜は静かに眠りました。
今朝早く私も目覚めたので、いつものように毛布の中の脇の下に入り、腕枕をしていましたが、私の方が起き出してしまいました。
ひどく甘えていましたが、9時過ぎからやっと私の寝床で眠ったようです。(現在午前10時45分なり) to be continued.
そうそう、主食(カリ)は多くは食べず、人の食べるものを欲しがるので、パン、チーズ、焼き卵、豚肉を少々やりました。少しでも体力回復になればと…願うのみです。
.....
2012年5月19日(土)
帰ってきた!プチ家出?
今朝!突然、帰ってきました。
おさわがせ! 落ち着かなくて、寝ようかナ…としつつ、眠れない、そういう顔です。
良かった!よかった!

い、いったい、どこ行ってたんや!

やせほそって、帰りました。
夕方まで、ごはん(カリカリ)を少量食べて、休んで、今は台所で、けっこううるさくないています。
最初はいくらか、記憶喪失的な感じ?で、まるで幼児がえりしたみたいでした。
でも、いてくれればそれでいい…というのでしょうね。
ほんと、いのち、だもんね。
2012年5月18日(金)
ペットロス「さよなら、はな」
愛猫hanaが姿を消してから10日が経つ。
気持ちの中では「さよなら」を言ってからだいぶ日が過ぎた気分だが、もう一度「さよなら」を言おう。
さよなら、はな。
そして、ありがとう、はな。。。
ちょうど9年間、私を「介護」してくれた。
最初は、病気のため6、7年生きればいい…と言われたし、そう思ってきた。思い出せば、最長9年、と言われた気もする。私としては、きみと私とどっちが先に行くのかなんて思っていたんだけれどね。

気が強くて、頑固で、自己主張が強いこだったね。飼い主に似たのか。
野生もけっこうもっていて、ネズミ狩りの名手だった。
とにかく外が好きだったけど、遠出はしなかったし、外泊は1回だけ。
内弁慶で、人見知りだった。やっぱり飼い主に似たのか。

こどもは合計5匹産んで、1匹はすぐに死に、4匹が育ち、もらわれていった。かわいかった。
別れが切なかったけど、母親のきみは子離れの時期だったから長くは悲しがらなかった。あの仔たちは、どうしたんだろう。今でもときどき思い出すよ。

  

昨夜、YがTVドラマの「Wの悲劇」を見ると言うんだよ。きみに似た猫が出るって。たしかに出た。よく似てた。でも、きみはあんなに太ってはいなかった。
そう言えば今年、遅い春が来ると、きみはもう痩せはじめていた気がする。やっぱり体調が良くなかったのか・・・
気づかなくてごめん。
思いは尽きない。

さよなら、はな。
ありがとう、な。はな。(命日は2012年5月8日。)
2012年5月15日(火)
赤富士〜黒澤明の「夢」の原発爆発〜
黒澤明の『夢』という絵本に
 
「赤富士」という1章がある。

1990年に刊行された本だが、それは、富士山周辺で原発が爆発したという「終末」を描いている。黒澤明の夢なのである。
ここに一部引用したのは、爆発の初めの方で真っ赤な空と「赤富士」の手前に逃げまどう群衆が描かれている。このあと間もなく、大爆発が起き、、富士山も山そのものが崩れていく。
そして、人間が放射能に色をつけるという技術を発明したために、
赤いプルトニュームや黄色いストロンチューム、紫色のセシュウムなどが渦を巻いて襲ってくるのが見える・・・

「…しかし……全く、人間は阿呆だ。放射能は目に見えないから危険だと言って、(中略−色をつけたって)どうにもならない。知らずに殺されるか、知ってて殺されるか、それだけだ」
私が遭遇したその「男」はそう言い放つ。だが、その男は原発を推進してきた当事者だと言うことを最後に告白する。

そんなふうに夢は展開する。
「放射能は目に見えない」から、どうとかこうとか。
では見えたらどうだというのか、とか。
このことも考えてみたらいい。
色が見えたら、世界はその景色を一変させるかも知れない。
大ウソもつけなくなる人が出るかも知れない。
2012年5月14日(月)
いよいよ原発再稼働に向けて動き出した…
大飯原発には、この国の「原発」の野望がぜんぶプレッシャーとなってのしかかっているのか?
局地的「地元」は、世論を押し切って再稼働に向けて動いている。
背後に、「原子力村」いいかえれば「核電力村」の権力意思がうごめいている。
背後に隠れている連中は、誠意や善意が通じる相手ではない。

私は、ハンストをやるぐらいしか
 NO〜!!!!!! 
の表現はできないが、そのハンストも誰にも気づかれることもなく、ただハングリーでおわるのが関の山なのだ。う〜む。

ラーメンが食べたい。
2012年5月12日(土)
騙された責任
Amazonには、こう紹介されてある。

この国に、もはや安全な食べ物はない―。
3・11から1年、次なる危機とは?
政府・保安院・東電の隠された大罪を告発!

「原子力発電所の事故を未然に防ぎたい」と41年間、切に願ってきた信念の科学者の叫びは、届かぬまま。
日本政府の誤った判断で、被害は必要以上に拡大してしまったが、原発の事故で電力の不足や電気料金の高騰はありえない。
では、なぜ東電と政府は平気でウソをつくのか?次に危ないのはどこ?
騙された人には、騙された責任がある。
日本国民が今知るべき脱原発の真実が、この一冊に。

さて、騙された私にも、たしかに責任がある。
 だが、騙したあんたがわるいのか?
  騙されたあたしが悪いのか?
…なんて、演歌っぽいことではなくて、
まして、1億総懺悔でもなく、


合理性も、収益性もなく、余りに危険な!
あれら原発の「裸の姿」をどうするのか?
ペンキを塗りたくられたおぞましい原始的蒸気機関。

もはや、程度の差はあれ被曝をまぬかれない
「国民」は、どうすればいいのか?
ただちに、原発の全廃を決めることしかない。

イタリアを見よ。ドイツを見よ、
(これらが日本と共に第2次対戦の敗戦国だということも興味あることだが!)
そしてスイスを見よ。北欧諸国を見よ。
すすむべき道ははっきりしている。

なにもしなかったことの責任は、すべて負いたい。

だが、だました連中こそ責任を負え。


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2012年5月7日(月)
記念すべき「子どもの日」
国内すべての原発がストップ!
今年の「子どもの日」は、別のことでも記念すべき日になった。
国内すべての原発が止まる日だ。 

だが、止まったといっても安心はできない。再稼働がくる。
止まっていても事故は起きる。
燃料の処理はいつのことになるかわからない。

福島第1原発も「廃止」されたからといって安心できる状況ではない。

  [別表]→「全国の商業原発」(2012/5/5)

  田中優のメルマガ「持続する志」偽装停電の夏… から
2012年5月1日(火)
山笑う山のふところへ


ヤマエンゴサクの花
運動をかねて、近くの山懐に連れていってもらった。

 山路来てなにやらゆかしすみれ草(芭蕉)

と詠まれたすみれの花(今日は3種類見かけた…)の
   (すみれ)
すぐそばにこのヤマエンゴサク(別名・ヤブエンゴサク)が咲いていた。
春蘭も咲いていた。
また、「歳時記」や野の花コレクション(左←
「野の花コレ…」からリンクしてください)にアップしたい。

足腰が疲れた。最近、あまり調子がよくない。でも、山に行けただけで、タイヘンなことなのだ。
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