ありゃま日記 2011 7月

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 わたしの福島、また。
2011年9月2日(金)
ふくしまの海に
 徐京植(ソ・キョンシク)の「フクシマを歩く」(NHK Eテレ「こころの時代」)をみて、その中味もなのだが、南相馬市の海岸の映像が強烈に残り、ため息が出る。
  *徐京植 大学教員 著書『ディアスポラ紀行』はか多数
 徐京植氏のいう「シュールリアリズムのような」現実。
 原民喜の詩篇…(それらのことは、また…)
 …
 そして、私の内部に残存するかのごとき景色…
 原民喜の「夏の花」
 
  ギラギラノ破片ヤ
  灰白色ノ燃エガラガ
  ヒロビロトシタ パノラマノヨウニ
  アカク ヤケタダレタ
  ニンゲンノ死体ノキミョウナリズム
  スベテアッタコトカ
  アリエタコトナノカ
  パット剥ギトッテシマッタ
  アトノセカイ

  テンプクシタ電車ノワキノ
  馬ノ胴ナンカノ フクラミカタハ
  ブスブストケムル電線ノニオイ

                   ――(『夏の花』)
2011年7月28日(木)
猛暑!戻る
 暑い。
 広島新庄高校は、甲子園への決勝で惜敗。準優勝となった。
 毎試合つづけてきた紙一重の攻撃は、さすがの如水館を苦しめた。
 しかし、機動力など細かい判断を生かす積極野球は強烈な印象をのこした。
 全員野球で感動させてくれた。
 また来年が楽しみになる。

2011年7月21日(木)
寒い!土用の丑の日
 今年突然桔梗の白花が咲いた。まあ、これはよくある。
 棗の白変は珍しいのではないだろうか(中)。
 いま、ちょうど親株は花をつけている(写真下)。


 今日は、土用の丑の日。寒い。
 台風6号が変な軌跡で去った後、北からの風が吹き込んだらしい。
2011年7月16日(土)
猛暑にねじ花咲く
 昨日今日と猛暑。
 捩花(ネジバナ)が盛り。いつ見ても清楚でいい。
   捩花はねじれて咲いて素直なり    青柳志解樹

 野の花歳時記特集「ねじ花」new!
2011年7月14日(木)
暑い木陰にヤブコウジの花が咲く
 あの真っ赤な実をつけるヤブコウジは、いまが、花どき。
 小さな花だ。
 葉の陰に隠れて、そのつもりで見ないとわからないほど。
 草よりも小さいけれど、れっきとした樹木。まるで暑さを楽しむかに咲いている。
2011年7月10日(日)
アゼムシロが咲いて梅雨が明けていた
 小さな毒草だが、アゼムシロ。
 梅雨が明けたという。暑い。
 mちゃんが来てくれて、キャンバスを張った。
2011年7月6日(水)
まだ梅雨は明けない
 まだまだ梅雨は明けないようだ。
 気力体力減衰状態。
 「老いる」ことについて、もっと本気で考えておくチャンスを持てなかった。より「若い」ひとたちに伝えておきたい気もするが・・・はて。