・ねぢ花
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ねじ花(捩花) ねじ花は、この地では7月にはいると咲きます。 季節はちょうど梅雨時です。 身近なラン科の花。 別名、小町蘭、もじばな、ねじればな、文字摺(もじずり)草。 ネジバナの咲く環境 主に田んぼの畦・土手・道ばたなど、 水はけがよく、日当たりもいい草地に生えます。 分布は、北海道から沖縄まで。 田んぼは、青田と呼ばれる時期。 青田風ねぢ花ともに吹かれをり 一骨 ネジバナは夏(初夏)の季語とされますが、 植物分類によっては春とする場合もあり、 その点、この句は「季重なり」とも言えますが、あえて時期を特定したもの。 よく見ると 巻き方は左右どちらもあって特定できません。 また、色も場所や環境によって多少異なり、白花も知られています。 ![]() 捩花のズームアップ ![]() 花弁は、内側の唇弁は白く、 外側の背萼片と側花弁が淡紅色で小さく裂けています。 捩花のまことねぢれてゐたるかな 草間時彦 捩花はねじれて咲いて素直なり 青柳志解樹 |
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