索引(作年順)<100人1句>をめざして

野の花歳時記 番外の外
私の歳時記

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■索引(更新中)

菫ほどな小さき人に生れたし(夏目漱石) 1897 c new!

鶏頭の十四五本もありぬべし(正岡子規) 1900 

花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ(杉田久女) 1919 c d

咳をしても一人(尾崎放哉) 1925  

うしろすがたのしぐれてゆくか(種田山頭火) 1931 

生きかはり死にかはりして打つ田かな(村上鬼城)  

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■好きな句100について
 ●「百人一首」の俳句版をつくる試みは何度も行われてきました。(注1)
 ●この試みは、俳句がもつ最大の特徴「短さ」などによって、至難なワザと思い知ることではあります。
  少なくとも、一人一句選ぶことが困難です。
 ●そこで、選者の主観を十分活用することにしました。
 ●参照する資料は、下記のとおりですが、同じ句を選ぶ確率も低いと思います。
 ●また、それぞれの俳人の参考文献は、私が参照できる狭い範囲のものを掲げております。

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(注)
1 私が現在、参照しているのは、次のアンソロジーです。

 a 大岡信『百人百句』、
 b 高橋睦郎『百人一句』、
 c 黛まどか『知っておきたい「この一句」』
 d 安東次男『私の選ぶ「四季百句―芭蕉から現代まで」』(「其句其人」)

 上掲の句、年代の後ろに、a b c で示しました。
 この記述がないものは3者ともこれを採っていないことになります。