花野ふたたび(ミゾソバ・ツリフネ草・ゲンノショウコ・ツユクサ・オタカラコウ)
No.24
▲トップページ|▲前のページ |▼次のページ
▲「・・歳時記」索引
![]() |
中秋の花野 秋の朝、澄み切った空気が気持ちいい。阿佐山のゆったりとした姿が好きです。 手前に稲架(はぜorはで)が見えます。台風14号で倒れた稲が干してあります。今は、何段にも重ねた高い稲架はまったくみられなくなりました。1段でも珍しいのです。 |
![]() |
湿地の花々 「丘」がつらなる山の麓にでかけました。この一帯は「花野」と呼ぶにふさわしく、色々な花が咲いています。 ミゾソバ 湿地にミゾソバが群生していました。アゲハチョウが飛び回っています。蟻ものぼっていました。 ![]() ![]() ママコノシリヌグイ(左の写真下) ミゾソバとよく似たのが、ママコノシリヌグイです。こちらには茎に逆向きのとげが生えています。触っていないとなかなか区別がつきません。このとげで周りのものに巻きつきます。触ると手指に巻きつく感覚が独特です。 このざらざらちくちくする茎で「ままこ」の尻を拭うというたとえがこの名の由来だそうで、植物にはときに嫌な名づけがあります。 ミゾソバは湿地、こちらは山野の道端などでよく見られます。ともにタデ科イヌタデ属。 ツリフネ草 ツリフネ草も湿ったところに群生しています。 ![]() 白花ツリフネ草 後日、少し離れた場所に白花を見つけました。(9/25) ゲンノショウコとツユクサ げんのしょうこの群生もありました。とびとびに露草が混ざり、ピンクとブルーのあざやかな対比がきれいです。 ![]() 上▲ゲンノショウコとツユクサ 下▼白花ゲンノショウコ ![]() 西日本では紅、東日本では白花が多いのだそうです。 左の写真(下から2枚目)はゲンノショウコの実。これがはじき飛ぶのです。[2005.10.10] オタカラコウ この黄色い花の名も知りませんでした。キク科。 タカラコウとは竜脳という香料の別名で、オタカラコウの根茎にその香りがあるといいます。 ■花野うつろう 花野は主役を変えながら、うつろいゆきます。 このページでは、主に湿地の花をごしょうかいしました。 |
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |