・せみ(蝉)1 ・蝉の種類 ・うつせみ(空蝉)
■せみ(1)
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▲・早朝の山里 ・木々の蝉 ・蜘蛛に捕らえられ・・・空蝉(せみのから)
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蝉たち(種類と鳴き声) この地方で存在が確かめられる蝉は次のとおりです。 ハルゼミ(・松蝉 とも) 春も終わり近く、次第に暑くなったころ、おもに松山でなきます。里の民家近くにはあまりなきません。この地方でただ一種の春の蝉です。 ニイニイゼミ(チーチー蝉) 梅雨明け前後から、夏の蝉のいちばんはじめになきます。 ヒグラシ(・蜩・かなかな とも) 竹やぶなど民家の近くでなきます。朝や昼間、竹やぶの下草の中に落ちていることがよくあります。どこか哀調を感じさせる声です。 アブラゼミ(油蝉) ジイジイとやかましいほどに啼きます。民家の庭でもなきます。 左の写真、ほとんどアブラゼミです。2枚目、早朝に幼生の殻を脱いで、飛び立つ寸前のものです。 ミンミンゼミ み〜んみんみん・・と、大きく響き渡る声でなきます。ミンミンゼミが鳴くと立秋が近いことが知られます。 クマゼミ(しゅんしゅん蝉・キュウシュウエゾゼミ) 夏の盛りから後半にかけてなきます。近年は、里におりてなくようになりました。地球温暖化と関係があるのかも知れません。この地域最大の蝉だと思います。 同じ仲間に アカエゾゼミ、と エゾゼミ がいます。 ツクツクボーシ(法師蝉) 名の通り「つくつくほうし」となくので、法師蝉と呼ばれます。お盆前後になき、子どもたちは楽しかったかった夏休みの終わりを感じます。 芭蕉の蝉の句(蝉の声) 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 *「閑かさ」しずかさ あまりに有名な芭蕉『奥の細道』の句です。 何セミか?議論もありました。結論は、ニイニイ蝉です。 なお、俳句の蝉については、別記》こちら》へどうぞ 蝉関係の用語 おしゼミ セミの雌はなきません。これを差別的表現「おし」で呼んだのです。いま、あえて使うべき言葉ではないでしょう。 唖蝉も鳴く蝉ほどはゐるならむ 山口 青邨 空蝉(うつせみ) セミが地中生活から地上に出て脱いだ殻のことです。(蝉の殻) 蝉の羽衣 蝉の透明な羽にたとえた夏の薄く半透明な衣。 蝉時雨 セミがいっせいに鳴く声を時雨の降る様子にたとえたものです。 蝉の羽月 旧暦6月の別称。陽暦7月。 蝉は長い地下生活のあと、わずか7日といわれる短い地上生活をおえます。左写真のように蜘蛛にとられたり、寿命尽きて亡骸を蟻などに食われたりするのでしょう。 空蝉は多くても、死骸は余りみません。自然の摂理・食物連鎖のなかに解けていくのです。 もちろん、蝉の殻もやがて解体されますが・・。 蝉の出方(数など)はその年の気候、8年前(卵を産んだ年)、それ以降の気候の変化に大きく左右されています。(写真はいずれも2005年7月撮影) |
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