・ムラサキシキブ・シオデの実・ベニバナボロギク・ヒメツルソバ
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山里は、晩秋は冬と交差しながら足早に過ぎていきます。高原では、初雪が降ったと伝えられました。 寒くなりましたが、まだ「大霜」がないので、例年より緑が多く残った初冬を迎えました。 ムラサキシキブ ムラサキシキブとは、源氏物語の作者(紫式部)と同じ名です。クマツヅラ科の落葉低木です。全国各地に分布すると庭に植栽されているのをよく見かけます。写真は、耕作放棄された湿田の枯れ草の中に実をつけてきました。 シオデの実 北向きの土手に残るシオデの実です。 同じ地域でも、東西南北の向きによって、とくに季節の変わり目には違いがあることに驚きます。 ▼シオデの実 ![]() ▼サルトリイバラの実(日当たりのよい山裾) ![]() ベニバナボロギク ダンドボロギクに似て、たくさんの筒状花(とうじょうか)をつけますが、花が紅色で、下向きに咲きます。アフリカ原産。高さは30〜80cmと言われます。 花期は、ふつう8〜10月ですが、西向きの日当たりがいい場所に咲いていました。(2006.11.13) ![]() *ダンドボロギク(段戸襤褸菊)は愛知県段戸で発見された北アメリカ原産のキク科の花。 ヒメツルソバ タデ科で、ソバに似ていて、ツルのように横に這い、丸い花が可愛らしいので、「姫・蔓・蕎麦」と呼ばれるようです。各地の人家近くに見られるそうですが、友人に教えられてはじめて見ました。 さらに、この名はweb友から教えられました。ウェブサイトで確認できました。 植栽されることもあるのか、その後、別の場所でみかけました。 |
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