・フユイチゴ・フユノハナワラビ・ヒガンバナの葉・ゲンノショウコの実・ヒメジョオン
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立冬 いよいよ立冬(24節気の一つ)です。 (2006年は、11月7日=旧暦9月17日) 暦の上では、冬に入ります。 フユイチゴ(実) 小さなフユイチゴの、半透明で真っ赤な粒はとても瑞々しく光っています。食べると甘酸っぱく、粒々の感じが残りります。 晩秋から実が熟れ、春まで残ります。 林の縁や中まで、大きな葉を広げる生命力の強い、バラ科の、つる性常緑低木です。草ではなく木。 ↓は、花期がおわり苺がでてくる直前。 ![]() フユノハナワラビ 日当たりのよい土手や道ばた、山道の草むらに生えます。花期は10月末から。 花に見たてているのは、蕨のように胞子のうが別に立ち上がったものです。 左には、花を後ろ側から見た写真を掲載しています。表(日を受ける側)と後ろの顔がまったく違います。 シダ類のハナワラビ科。花茎は15cmほど。 ↓は同じ株、表側から見た葉のようす。 ![]() ↓は、同じ日に近くで撮影したワラビの葉。 ![]() ヒガンバナの葉 ヒガンバナ(曼珠沙華)の葉。初冬の日ざしをいっぱい受けています。花が終わってから葉が出てきました。 冬、雪の下で生き延びて、翌年5月頃に枯れます。そして、秋の彼岸の頃、あの、紅い花を咲かせるのです。 ゲンノショウコの実 これは、ゲンノショウコの種子を弾き飛ばしたあとの莢(さや)のようすです。ヨーロッパ的建築の装飾に見られるような面白い形です。 ヒメジョオン 冬になっても冷たい北風を避けて、咲きつづけています。ふつう夏の花とされますが、むしろ、いま他に花が少ない野をいろどって目立ちます。ちかづいてよくみれば繊細な美しい花です。「姫紫苑」または「姫女苑」で名の由来はわかりません。 |
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