・白露・マツムシソウ・ツルリンドウ・シュウカイドウ・アカバナ・ゲンノショウコ
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白露 白露は24節気の1つ。朝露がむすびはじめる候。いよいよ秋本番です。(2006年は9月8日) ![]() マツムシ草 マツムシ草が咲いていました。傾斜が強い場所のせいか、花茎が長く伸びている感じです。 でも、ふつうでも60cm〜90cmとされていますから、こんなものでしょうか。 日当たりがいい、風の通り道で、花がゆらゆら揺れている風情はなかなかのものです。 マツムシソウ科の2年草。名の由来は、マツムシが鳴く頃咲くという説などがあるそうです。この花も野にあってこそ、です。すぐそばにオミナエシが咲いています。 ツルリンドウ 林の縁は、ツルリンドウの花盛り。この鐘形の花の淡い色が好きですね。リンドウ科。 竜胆(リンドウ)が晩秋に咲く頃には、ツルリンドウは真っ赤な果実をつけています。薬草にも観賞用にもなる竜胆にくらべて役に立たないかも知れませんが、それでいいんです。 シュウカイドウの花 中国原産の多年草。日陰の湿地に自生しています。 名は、秋海棠で花の色が海棠に似ており秋に咲くことからつけられたとか。 ![]() アカバナ 日当たりのいい湿地にはアカバナが咲いています。 葉の脇につける1cmほどの4弁花が特徴的です。棒状のさく果をつけています。秋早くに茎や葉が赤みを帯びるので目立ちます。アカバナ科。 夜は、花が閉じます。 ![]() ゲンノショウコ あちこちに、小さな薄紅色のゲンノショウコが咲いています。 名は「現の証拠」で、民間薬として、すぐに効き目が現れることから、こう呼ばれるようになったと言われています。フウロソウ科。 薬草としては「玄草」と呼ぶこともあります。 人為的な原因から西日本には薄紅色、東日本には白花が多いと言われます。こちらでも、ときに白花を見かけますが、図鑑などでは、出版社や解説学者・編集者によってどちらかの色を主に紹介しているのが面白いです。 その「人為的原因」とはどういうことかわかりません。 |
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