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・野分(のわき)野わけ・黒あげは・糸トンボ・蜘蛛(くも)・空気澄む

私の歳時記

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野分


 台風前

野分

 野分(のわき・のわけ)とは、秋の嵐、つまり台風の別名です。(ただし、俳句の季語では別にする場合があります。)
 台風は東アジア一帯の各地に、毎年大きな被害をもたらします。

鶏頭の皆倒れたる野分かな(正岡子規)

颱風の雲しんしんと月をつつむ
(大野林火)

 昔から雑節として、台風がよく来る日を「二百十日」と呼び習わしてきました。二百十日とは、立春から数えて210日目です。(2006年9月1日=関東大震災の記念日でもあります。)
 さらにその10日後を「二二〇日」と数え、さらに台風がよく来る日とします(2006年9月11日)。

 強い勢力の台風14号(sep.2005)は、風よりも雨による被害をもたらして北上しました。
 2006年13号は、秋雨前線とともに、集中豪雨で各地に被害を与え、過ぎていきました。
 2005年9月、アメリカに巨大ハリケーン「カトリーナ」が襲い、ニューオリンズなどに甚大な被害が出ています。


黒あげは
 台風の翌日、黒あげはが花にとまっっていました。
 みれば、片方の翅が破れています。たかだかと飛ぶ姿は勢いがよく破れ翅とは思えません。
 ミゾソバの花に、アゲハチョウが密を吸いに来ていました。
 「蝶」は本来春の季語です。
 ただし、初蝶、夏の蝶、秋の蝶、凍蝶などとして四季を詠みます。


蜻蛉(とんぼ)
 しずかに、動かないでいたら、薄い瑠璃(るり)色の糸蜻蛉(とんぼ)が、交尾中の姿を見せました。

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな(中村汀女)

 トンボはニホンに200種以上いるといわれ、鬼やんま、シオカラトンボ、あきつ、アキアカネなどがおなじみです。


蜘蛛(くも)
 くもはニホン・世界に何種類いるのでしょうか。
 写真は「コガネグモ」。身体が2cm近い大物。
 蜘蛛は節足動物で、8本の足を持っています。

 古代から蜘蛛は「よろこぶ」瑞兆、たとえば、蜘蛛が下がるとお客さんがあるなどとされ、他方では、土蜘蛛など土の霊としました。スパイダーマンも「いい人」です。これらはすべてアニミズム、原始・古代信仰の名残りです。

 台風一過、蜘蛛はちゃんと新しい巣を張っていました。

蜘蛛夜々に肥えゆき月にまたがりぬ(加藤楸邨)


空気が澄む
 野分の2日後、ようやく空気が澄んだのですが、暑さはぶりかえしました。

 *2005年9月作成をに加筆訂正“renewal”しました。
  参考>>05年版>>はここから

 台風後

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