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・葉月尽・いたどりの花・ツルボ・シュロソウ

私の歳時記

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白露まで



葉月尽
(はづきじん)
 8月は、暑いあついでさっさと尽きていきした。
 盆の行事を中心に、8月はいつも、暑さの中、多事多端のうちに過ぎていきます。
 子どもたちの多くは、一年でいちばん長い「夏休み」があっという間に終ったと感じているでしょう。
 葉月尽という季語は、新暦としては、このような意義を含むと思います。


いたどりの花
 稲が黄金色にかがやきはじめた田んぼの土手にイタドリの花が咲いています。虎杖。タデ科。
(↓は、花の拡大写真)
 
 痛み取りの薬効があるので「疼取り」と呼ぶようになったという説など、名の由来があるそうです。
 春先の臙脂(えんじ)色をした若芽の茎を、生のままで(または煮て)食べることもあるようです。このため「虎杖」は春の季語になっています。

いづこにもいたどりの紅木曾に泊つ[春]
      (橋本多佳子) *泊つ(は・つ)

ツルボ
 山寄せの土手に、ツルボが咲いています。
 日当たりのよい山野では、おなじみですが、小さな花はなかなか美しいユリ科の多年草です。
 葉は、ほとんど見当たりません。地下に黒褐色の鱗茎(りんけい)があるそうです。
 「蔓穂」と漢字書きしますが、別名はスルボ、名の由来はわかりません。「蔓」とは関係ありません。


シュロソウ
 同じ林のやや木陰の場所に、名のわからない花が咲いていました。周りを見回すと何本かの花茎が点々と立ち上がっています。
 花茎は細く、30cm〜50cmで、花は濃い臙脂色をしているのですが、実物の色は地味で、そのうえ小さく、木陰に立っているので目立ちません。
 後日、シュロソウと判明しました。
 シュロソウは、一般向きの図鑑類にはとりあげていないものが多いようで、私の場合は「薬草毒草」ハンドブックと、図書館の図鑑で確認できました。シュロソウは有毒で知られているのです。
 昔は、根茎を乾燥させて殺虫剤に用いたそうです。名はコクリロコン(黒黎蘆根)。

 

 左いちばん下が、実をつけたもの。(9/14.2006撮影)

白露まで
 初秋は白露まで。
 今年の白露は9月8日。やがて仲秋となります。

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