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・ウバユリ・ノギラン・ヤブガラシ

私の歳時記

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梅雨明ける



梅雨明け

 今年(2006)の梅雨明けは、7月30日となりました。去年より12日遅く、平年より10日遅いと報道されました。

 待ちに待った梅雨明けなのですが、直前からの蒸し暑さが、いやます猛暑となり、夏の涼しさがこの地のいいところ…などと呑気に言ってられません(朝晩の涼しさは、やっぱりありがたいのでした)。

 暦上はもうすぐ立秋(2006年8月8日)。梅雨が明けた晩夏の野に、一風変わったような、個性の強そうな花たちを尋ねました。かといって、毒々しいわけでもありません。まあ少しおつきあいを。


ウバユリ

 林の縁や中に、大きくにょきっり立ち上がって咲いています。ユリ科です。ウバ(姥)という名の由来は、花が咲く頃には葉がなく、歯がぬけたようだから、といいますが本当でしょうか。
 いちばん上の写真、葉はすでに枯れています。でも、枯れた色の葉がこんなにきちんと見られるのは、珍しくないですか?この株は、谷川沿いの田んぼの土手にありました。
 小さくても50cm、ほとんど1m以上ある大きなユリです。太い花茎は中空です。
 今年のように日照時間が少なく、雨が多い年はよく目に付くようです。
 けっこうあちこちにあるのですが、目立たないから見逃してしまうんですね。


ノギラン

 同じくユリ科です(「ラン」の名とは異なります。「ラン」は花の総称)
 日当たりのよい林の縁などに多く見られますが、これまた色が地味で目立たない花です。
 葉はロゼット上になっており、ショウジョウバカマによく似ています。ショウジョウバカマは春の終わりに同じ色の種をつけます(ショウジョウバカマもユリ科)。
 よく見ると、穂状になった花の中心にある雌しべがノギ(芒=イネ科植物の花にあるトゲ)のようにとがっていることが名の由来とか。
 花茎が枝分かれして数本の花穂があります。

 
  ▲同上

ヤブガラシ

 ヤブ(藪)まで枯らす、という意味の名です。
 人家の近くから、川土手、林の縁、荒地などいたるところに繁茂し、油断すると、庭木や樹木、そして藪まで枯らしてしまうそうです。ブドウ科。
 この一叢は、林道脇の川土手に繁っていました。なるほど葉の色もイヤミがある、とは、名を知ってこその先入見なのかも知れません。
 花は、小さく、わずかに色で蕾と開花が見分けられる程度の可愛らしさ。

 この地では、藪を被う蔓性植物としては葛がもっとも目に付きますので、ヤブガラシは珍しいとさえ思えます。でも、この名は、ある種すさまじいものです。
 別名は、なんとビンボウカズラだそうです。

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