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・七夕・小暑・あじさい・ジャノヒゲ(花)・アゼムシロ・ムラサキシキブの花・オオバギボウシ

私の歳時記

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七夕の頃


あじさい(紫陽花)

紫陽花や藪を小庭の別座敷(芭蕉)

 紫陽花の別名・異名には、七変化(しちへんげ)、四葩(よひら)、八仙花、手毬花などがあります。

あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ(橋本多佳子)


七夕
 七夕は、旧暦で今年は7月30日だといいます。七夕はほんらい秋の季語です。たとえば、仙台の七夕が立秋前後の8月はじめに行われるのもそれが理由です。

七夕や秋を定むる夜のはじめ(芭蕉)

七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ(多佳子)

小暑
 今年(2006)の七夕は、小暑と同じ日になりました。
 ぐずつく気候がつづき、湿度が高い日々です。そこへ、台風の影響が重なり、高温多湿の7月前半。
 いよいよ、土用、大暑から立秋まで、一年で最も暑い季節です。

うち曇る空のいづこに星の恋(杉田久女)

 久女の句として、けっしてできのいいものではありませんが、七夕は「星祭」とも呼び、織姫と牽牛の物語をふまえて「星の恋」などの季語があるのです。筑前大島には「星の宮」が祀られているそうです。


あじさい
 紫陽花は今やさかりと咲いています。花期の長い花です。
 その落花を「陶(すえ)の破片」と見たのが山口誓子の次の句。私はその句から、咲きはじめの紫陽花が陶器のようだ、と感じたのです。

あぢさゐの落花は陶の破片なり(山口誓子)

紫陽花の陶の花びら塵あびて(愚・時雨子)


ジャノヒゲの花
 ジャノヒゲ(または、竜ノ髭)が、これが花かと思えるような地味な花を咲かせています。もう少し開きます。
 この花が、あの瑠璃色の美しい実になるのです。これは「龍の玉」とも呼びます。「実」が冬の季語。
 ひげ根の一部が紡錘状に肥大したものを日干しにして麦門冬(バクモンドウ)という有名な滋養強壮薬にします。ユリ科。

 
  ジャノヒゲの実
龍の玉深く蔵すといふことを(高浜虚子)


アゼムシロ(ミゾカクシ)
 水田や湿地などでよく見かける小さな花です。
 全草が有毒ですが、中国では「半辺蓮(ハンベンレン)」と呼んで、薬用にするそうです。野の菜を摘むとき、誤って混じらないよう注意すれば問題はないようです。キキョウ科。
 花冠は、5裂して横と下に向けて開くおもしろいかたちです。


ムラサキシキブの花
 ムラサキシキブの花が咲いています。秋には、名の通り紫色の美しい実がなります。
 
  ムラサキシキブの実


オオバギボウシ
 オオバギボウシは野生のものより、栽培されているものが多く目に付きます。7月はじめ、あちこちの人家の庭でギボウシが咲いています。
 この写真のものは、野山に咲いていました。7、80cmもあろうかという大きな花茎です。
 
  ギボウシの花

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