あおば・わかば・ほととぎす・ヒイラギの実・もみじの実
No.07
▲トップページ|▲前のページ|▲次のページ
(前のページは工事中です。)
![]() |
青葉しげる丘・・ ・・ほととぎす(時鳥)啼く・・ 先日、一夜眠れぬまま過ごしました。薬が切れてしまったのです。一夜中ホトトギスが鳴き通し、翌日も夕方まで啼きました。 杉田久女の有名な句がしきりに浮んできます。 谺(こだま)して山ほととぎすほしいまま 久女 雨が少ない・・ 今年の春から初夏にかけて、雨が非常に少なく、畑は乾燥し、作物が育たないといいます。 ただ、冬に雪が降ったので、いまのところ用水が枯れるようなことはないようです。 庭では、ヒイラギ(柊)が実をつけていました。 ちっぽけで地味な色の目立たない実です。この木は古くて幹は折れ朽ちてしまったのですが、残った株から出た新しい芽です。 ヒイラギは、文字通り冬の季語です。 実についてのことは、ほとんど聞いたことがありません。 もみじの実 イロハモミジ(イロハカエデとも)の実です。 カエデは楓と書くのだとばかり思っていましたが、ほんとうは「木」扁に「風」ではなく(これは、「ふう」という同じ形状の名だとのこと)、カエデは「木」扁に「戚」と書くらしいのです。 ところで、連れ合いさんが、カエデの実を持ち帰ってくれたのが懐かしく、その場所に連れて行ってもらいました。 樹木はどこでも見かけるものです。日当たりのいいものには赤みがありました。葉影には無数の実がありました。 同じような実をつけるものに「トウカエデ」があるようです。翼果はあまり開いた形にならないそうです。 UFO?! 左右対称の翼を持ち、中央に実が二つあります。UFO=未確認飛行物体・・そんな感じです。 これなら、風に乗ってよく飛ぶのかと思いますが、わたしはうまく飛ばしたことがありません。でも、形がいかにも飛びそうで面白いです。 『風の谷のナウシカ』などジブリのアニメで見たような・・ ただ、私はナウシカよりずっと前、北脇昇という画家の作品が印象深く、それが記憶に残りました。ニホンでは、数少ないシュール・リアリズム絵画です。(2005/6/7) |
![]() |
|
![]() |
|
![]() ![]() |
|
![]() ![]() |